当社では、緑豊かな佐久の地で農業を営みたいという夢があります。それは今はまだまだ小さな思いの芽でしかありませんが、一歩ずつ進んでいきたいと思っています。
永らく畑として使用していなかった畑を、少しずつ本来の姿に戻してあげようと思っています。冬に植えた玉ねぎが、ほんの少し残ってくれました。
私たちも初めての取組みです。小さな歩みが大きな実りへとつながりますように。
田畑は近くにあっても、父祖が農業を営んできた歴史があっても、恥ずかしいけれど農業のことはなにも知らない。
でもせっかく環境があるのだから、これがみんなにとっての活躍の場の一つになるのだとしたら、すごくいい。
そんな風に想っています。
2020年、時間をかけ元の姿に戻した畑で玉ねぎを栽培しました。インターネットで情報を拾い、本を読み、人に教えてもらいながら。
玉ねぎを選んだ理由はその万能性と汎用性。
どんな料理にも用いられ、玉ねぎを食さない人はいない。玉ねぎを食さない日はない。肉料理には最強の相棒ですし、オニオンスープやフライドオニオンも最高。
とりあえず最初のチャレンジでジョブテラス山の畑の皆さんにも手伝ってもらいながら3,000玉ほど収穫できました。
令和4年8月2日から10月31日までの3ヶ月間、佐久技術専門校様からの受託により、長野県障がい者民間活用委託訓練知識・技能習得コースで「農業訓練・ビジネススキル科」を実施しました。当ページでも訓練生の募集を行ったところですが、初めての試みにもかかわらず複数の皆様にお申込みをいただき、3名の方が1期生として修了されました。
当社が公共職業訓練を受託すること自体がとても大きなチャレンジでしたし、酷暑の時期であることから暑さ対策にはじまり、降雨時も含めた訓練環境設定、多岐にわたる学習カリキュラムの構成と本当に大変でしたが、精一杯取り組ませていただきました。今回得たノウハウとジョブテラス山の畑の活動とと融合させて当社にしか表現できないキラリと光るノウフクを表現してまいりたいと考えています。