青天を、衝く その2 2021:10:29:13:22:02
2021.10.29 【櫻井健太郎】
青いまつわるエピソード第2弾ですが、「横浜DeNAベイスターズ」についてです。昨日(10/28)にビジターゲームの広島カープ戦をもって今シーズンが終幕しました。私は1980年ころ、前身の前身運営会社による横浜大洋ホエールズから約40年のオールドファンを自任しています。ですのでプロ野球シーズンになりますと毎日ベイスターズの試合内容と結果に一喜一憂してしまうのです。
ベイスターズのチームカラーが、本拠地横浜の海をモチーフとした、青です。
今シーズンから同世代で暗黒時代を背負ったエース、「ハマの番長」こと三浦大輔さんが監督に就任し、『横浜一心』のチームスローガンを掲げ新生ベイスターズとして再出発しました。しかし、コロナ禍による入国管理の影響もありシーズン開幕時に外国人選手がひとりも来日できないという事態、投手陣の軒並み不調もあいまって4月に10連敗を喫するなど大いに苦戦を強いられました。そんな状況の中でもメディアの前では愚痴もこぼさず耐え忍び、すべて指揮官である自分の責任であると割り切る潔さ。大丈夫、ここからいけるさ盛り返すさ、という私たちファンの願い。果たして外国人選手も合流し、交流戦の時期に入るとチームは上昇気流に転じ交流戦始まって以来最高位の3位に。後半戦もこの勢いでいくぞなもしっ、と楽しみにしていたらそこそこな勝敗ペースで気づくと借金19で最下位フィニッシュ。ま、まあしょうがないか。来シーズンだね!と気持ちは切り替えたところです。
そんななか、僕たちに希望を与えてくれたのはルーキーの牧(まき)秀悟選手でした。最終成績は3割1分4厘、22本塁打、71打点とルーキーとして申し分ない働き。しかもポジションは難度の高いセカンドです。大好きだったロペス選手が対談してその背番号2を継承したその姿はバッターボックスでのたたずまいもロペス選手によく似ていました。そして好成績。
新人王が獲れるかどうか、なんて状況です。それは結果。
何といっても牧選手、長野県は信濃グランセローズの本拠地中野市出身なのです。シーズン前に中野市長さんに表敬訪問したというニュースを観ましたが、一年たって素晴らしい報告ができますね。ああうれしい。わがことのようにうれしい。来シーズンは牧選手のユニフォーム買っちゃおうかな。
これから来シーズンに向けて動き出うことになります。愛するチームがよりよくなっていくことを心から願ってやまない私なのでした。当社の来シーズン計画も着々と立案中です。どうぞよろしくお願いいたします。