障がい者福祉の制度・施策が飛躍的に変化を遂げてきたこの約15年、私は障がいをもつ方たちの支援を通してたくさんの「仕事」や「就職」、「働くこと」についての悩みや思いに出会いました。
仕事がしたい。収入がほしい。人に認められたい。人に必要とされたい。
でも、病気や障がい、周囲環境や条件等によってそれが叶わない現実にたくさん直面してきました。
人は働くことによって役割をもち、周囲に認められることによって自分が意味のある存在なのだと肯定的に感じることができるようになり、他者の存在を感じ、調和していくことができるのだと思います。
働くことがすべてではないかもしれませんが、何らかの理由でその機会を得られないのは幸せな状態とはいえないと思います。
一人ひとりの人生は一度きりです。個別で多様で、そして現在進行形です。
いつか、そのうちできたらいいね、じゃダメなんだ。それならつくろうじゃないか。ひとそれぞれの働く場所、働き方、仕事、役割を。そう決めて当社を設立しました。
当社は、障がい者支援の経験に裏打ちされた専門性と大胆かつ柔軟な発想をもって自らが障がいを持つ方たちの雇用受入を行い、また、就労や雇用継続を支えることをめざします。
今からここから、はじめるチャレンジです。
さくら福祉会をどうぞよろしくお願いいたします。

2018年4月1日当社創業にあたって

代表取締役　

1974年生まれ
1997年神奈川大学法学部法律学科卒業
一般企業勤務を経て
社会福祉法人、NPO法人勤務、現在に至る。